優しい雰囲気は眉毛で作ろう!ふんわり顔のメイクのコツ

眉毛の作り方のポイント

メイクは10年ずつに大きな流行の変化があると言われていますが、その中でも最も大きく流行が変化するのが眉毛メイクです。

眉毛は時代とともに変化

2016年の「MAQUIA」の10月号で女性のメイクと眉毛の変遷について、一人のモデルさんがそれぞれの時代のメイクをするという特集をやっていました。
そちらを見ると、いかに眉毛の作り方が時代によって大きく変化をしているかわかります。

詳しくは「MAQUIA」のバックナンバーを見てもらいたいのですが、ざっくりと説明をすると、以下のような感じです。

  • 1920年代(大正中期)…なだらかな細い曲線の下がり気味です。
  • 1930年代(昭和初期)…サザエさんカットの流行期。釣り上がりアーチ眉でした。
  • 1940年代(戦中)…化粧はしないように。
  • 1950年代(終戦後)…オードリー・ヘップバーンの影響で太眉くっきり。
  • 1960年代(復興期)…ツィギーが大流行で再び細眉アーチ型へ。
  • 1970年前半(オイルショック期)…ヒッピー文化の影響で細めきりっとした眉が流行りました。
  • 1970年後半(高度成長期)…オリエンタルな薄眉が大流行しています。
  • 1980年前半(バブル初期)…女性の社会進出が進みくっきりきりりとした太眉。
  • 1980年後半(バブル後期)…いわゆるバブリーメイク全盛期。ごんぶと眉です。
  • 1990年代(平成初期)…極細の角度のあるアーチ型眉です。
  • 2000年代(平成中期)…「盛り」メイクが流行した影響で太眉アーチになりました。
  • 2010年代(平成後期)…ナチュラルメイクが流行。輪郭をはっきりさせないふんわり眉です。

現在では太眉が再ブームになってきていますが、バブル期のようなきりりとした印象ではなく、ゆるやかな上まぶたのラインにそったタイプの眉が流行しています。

何がいいたいかというと、眉毛の作り方によりまるで昔流行ったような「野暮ったい」印象になってしまうということです!
現在はやわらかめなナチュラル系が流行しているので、あまり輪郭をきっちり作らずふんわりとしたぼかし目のメイクにしていくというのがコツになりますね。

眉毛メイクをするときの注意点

女性の眉の流行は、それぞれの時代の勢いを象徴しているとも言えます。
2010年代後半の現在では、ぼんやりナチュラルということで、なんとなく先が不透明という雰囲気を示しているようで面白いですね!

今風メイクにするためには「太めに」「輪郭はくっきりさせない」「茶色~グレーなど中間色で明るめに仕上げる」「目尻よりもやや短めに整える」というあたりがコツです。
眉毛が薄いことが悩みの人には眉マスカラを使うことで産毛のような毛もそめることができますので、そうしたアイテムを使っていくと違和感なく仕上げることができるでしょう。

柔らか眉では横顔のシルエットも大切になりますので、コームブラシできちんと眉毛の流れを作ることも忘れないでくださいね。

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