日焼けすると肌はどうなるのか
しっかり日焼け対策をしていたのに、日焼けをしてしまったとショックを受けたことがある人も多いようです。
皮膚が紫外線を浴びることで起こる日焼けには、サンバーンとサンタンという2つの種類があります。
サンバーンは、日焼け後に皮膚が赤みをおびたり熱を持つなど炎症を起こした状態で、ヤケドと同じような状態となることです。
サンタンは、サンバーンの状となった数日後に皮膚が黒くなる状態となることです。
その後サンタンとサンバーンの状態が落ち着いてくると、皮膚がむけてくる状態へと進んでいくわけです。
日焼け後の肌とアフターケアの重要性
日焼けをした肌は、紫外線で皮膚細胞がダメージを受けたことにより、肌水分を保つ力が大幅に低下しています。
また、シミなどの原因となるメラニンが生成されやすい状態ともなっています。
日焼けをしたのに何のケアもしないでいると、乾燥で肌のハリがなくなったり、シミやシワができやすくなるので注意が必要です。
ハリやシワ、シミなどのトラブルは見た目を一気に老けさせてしまうので、日焼け後のケアは重要視しなくてはいけません。
アフターケアの正しい方法について
日焼けをしてしまった場合は、できるだけ早くアフターケアをすることで、肌のダメージを軽減させることができます。
アフターケアも自己流でただ冷やしたりすればいいというわけではなく、正しい手順で正しいケアを行うことが大切です。
アフターケアとしてまず行うことは、日焼けした部分をしっかりと冷やすことです。
日焼けした肌は赤みをおびていたり熱を持っていたりと、ヤケドをしたときと同じような状態になっています。
冷やし方としては流水がベストです。
しかし、流水でずっと冷やし続けることが難しい場合には、保冷剤をタオルで包み、日焼け部分に当てて冷やすという方法でも効果があります。
冷やすときは肌に優しく触れ、擦るなどの刺激は与えないようにしましょう。
ヒリヒリした感じや赤みが落ち着いてきたら、次のケアに取り掛かります。
次のケアは、日焼け止めやメイクを落とし、肌を清潔な状態にするということです。
顔でも体でも、クレンジングをしたり洗ったりする際は擦らずに優しく撫でるようにし、刺激を最小限に抑えます。
洗う場合のお湯の温度も35度くらいのぬるま湯にすると肌への負担を減らすことができます。
清潔な状態になったら、しっかりと保湿をします。
化粧水や乳液、ボディーローションなどの保湿剤ですが、できればアルコール成分などが入っていない低刺激なものを使用することがおすすめです。
この保湿はマストで、保湿を行わないと肌の老化を加速させることにつながってしまいます。
どんなに優秀な日焼け止めを使っていても、100%日焼けを防ぐのはなかなか難しいことです。
正しいアフターケアの方法を実践し、いつまでも美しい肌を保ちたいものです。